みなさん こんにちは 本日は７月２５日 梅雨が明け連日酷暑が続いています。
今回はシャインマスカット等“ぶどうの果粒肥大期”について綴っていきます。どうぞ最後までお付き合いください。シャインマスカット等ぶどうの果粒肥大期には第Ⅰ期から第Ⅲ期まであります。
第Ⅰ期は落花直後から果粒内部の細胞分裂と肥大が盛んであり急速に肥大する時期です。
第Ⅱ期は硬核期とも呼ばれ一時的に果粒肥大が停滞し、種子の形成に養分が供給される時期です。
私たちのぶどう園ではシャインマスカットをはじめ全て種なし栽培をしていますが、この停滞する時期はあります。
最後に第Ⅲ期です。この時期は果粒に養水分が急激に蓄積し再び細胞が肥大する時期です。
そして果粒肥大期をもう少し細分化すると第Ⅱ期と第Ⅲ期の間に“ベレーゾン期”があります。
この期には果粒に急激な変化が生じます。セルロースやペクチン等の分解が起き、果粒の軟化・糖の蓄積が急激に増加し有機酸は減少します。
また、着色品種ではアントシアニンの生合成が始まり、着色が始まります。
以上今回は“シャインマスカット等ぶどうの果粒肥大期”について綴りました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
これからも適時にシャインマスカット等ぶどうについて私たちの思いを発信していきます。それではまた。