みなさん こんにちは。今日は春分の日です。このところ温暖な日が続いています。
私たちの仲間?である“烏骨鶏”のコッコちゃん達も盛んに貴重な卵を産んでくれるようになりました。
さて 今回はぶどうにムラなく灌水するために非常に重要な役割をしてくれる“稲わら”について綴っていきます。最後までお付き合いください。
私たちが採用しています根域制限栽培の培土は通気性と排水性に優れたマサ土を用いています。
排水性が良いため灌水(カンスイ)パイプのノズルから出た水は培土の表面から重力に従って下方へ素早く移動します。
土壌中の水は横への移動が極めて小さいため土壌中の水分は湿潤な部分と乾燥した部分ができます。
中央灰色のパイプが灌水パイプ そのパイプにある黒いものが灌水ノズルです。
ムラなく灌水するため①“散水範囲の広いノズルを使用”します。また、培土の表面を②“稲わらを被覆する”ことで水が横方向に移動しやすくなります。
①と②の相乗効果により土壌中の水分が均一になります。このため私たちのシャインマスカット等ぶどうの圃場では毎年春分の頃に稲わらを被覆しています。
今回は稲わらの被覆について綴ってみました。
引続き適時にシャインマスカット等ぶどうについて私たちの思いを発信していきます。それではまた。